研究参加のご案内

これまで、病気の原因を探るためにゲノム(DNA)を調べるのは、遺伝について調べるためだけだと思われがちでしたが、最近、両親のゲノムには存在しないような変異が新たに生じて、病気を引き起こす場合もあることがわかってくるなど、大きく進歩しています。この数年でゲノム解析技術が急速に進歩したため、こうした新しい研究が可能になってきたのです。さらに最近、唾液からDNAを採取する方法が確立したため、採血をする必要もなく、研究にご協力いただけるようになりました。唾液ですと、簡単に郵送することができますので、遠方の方にもご参加いただくことができます。今なら多数の双極性障害患者さんとそのご両親の3人のゲノムを調べることで、この病気に関係するゲノム要因を見つけることができるかも知れません。

そこで、患者さんご本人とご両親の3人で、ゲノム研究にご参加いただける方を募集しております。(ご兄弟に同じ病気の方がいらっしゃいましたら、ぜひご一緒にご参加をお願いします。)ご協力いただけるようでしたら、ゲノム研究担当者にメールをいただければ、必要な書類一式をお送りします。


※お手数ですがこのメールからの返信が届くよう、フィルタリングの設定等ご確認ください

説明書をお読みいただいて、ご不明な点がございましたら、メールにてお問い合わせ下さい。その後、スケジュールを調整の上、お電話でご病気のことに関するご質問などをさせていただきます。この病気の原因解明のため、ぜひともご協力いただきたく、どうぞよろしくお願い申し上げます。

対象者

双極性障害と診断されている方とそのご両親

なお、ごきょうだいでご協力いただける方がいらっしゃいましたら、同じ病気の有無にかかわらず、ぜひご一緒にご参加をお願いします。
また、ご本人、お母様、ごきょうだいでのご参加も受け付けております。

研究の目的

双極性障害の原因解明と治療法・診断法開発を目指す

双極性障害の発症に、突然変異が関係しているかどうかが分かる。双極性障害の原因遺伝子が分かることで、治療法や診断法の研究につながる。
※「検査」(個人の病状を調べるもの)ではありません。

研究参加のご案内|精神疾患動態研究チーム(理化学研究所 脳神経科学研究センター)

参加の手順

1
参加される皆様の合意のもと、必要事項を明記の上、メールでご応募ください。

(お手数ですが、このメールからの返信が届くよう、フィルタリングの設定等ご確認くださいますようお願いいたします)

  • 患者、両親の3人で参加
  • 患者、両親、きょうだいの4人で参加
  • 患者、母、きょうだいの3人で参加…等
    (※ごきょうだいは複数人参加可能です)
研究参加のご案内|精神疾患動態研究チーム(理化学研究所 脳神経科学研究センター)
2 <資料と唾液採取キット>を送付します。
3 <電話面接の日程調整>メールにて、ご相談。
4 <電話面接日>ご病気のことなどをお伺いします。
5

唾液採取キットを使い唾液(2ml)を採取し、
唾液チューブ、同意文書、臨床情報フォームを当チームまで返却送付。

よくあるお問い合わせ

  1. 両親と別居でも参加できますか?
  2. 父親、もしくは母親しかいないのですが、参加できますか?
  3. 郵送方法は?
  4. 謝礼はありますか?
  5. 唾液の採取の方法と量は?
  6. 検査結果を教えてもらえますか?
  7. 採取した唾液と書類は、いつまでに送ればいいですか?
  8. 個人情報の扱いはどのようになっていますか?
  9. 電話面接は、いつやるのですか?
  10. 電話面接では、どのようなことを聞かれるのですか?
  11. 双極性障害と診断されていたのですが、転医したところ、統合失調症と診断されました。研究に参加できないのでしょうか?
  12. ゲノム研究にメールで申し込んだのですが、返事のメールが届きません。
  13. 健常者は研究に参加出来ないのでしょうか?
Q1両親と別居でも参加できますか?
Aはい、ご参加いただけます。基本的に、当方とのやり取りは、メールを使用しております。
また、面接も電話ですので、どなたかが、別居の場合でも参加可能でございます。

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Q2父親、もしくは母親しかいないのですが、参加できますか?
Aこの研究では、ご両親とご本人のゲノムを比較する必要があるため、主に、ご両親とご本人でのご参加をお願いします。ただ、全て母親から伝わるミトコンドリアDNAについては、お母様、ご本人、ご兄弟の3人のご参加でも意義あるデータを得ることができますので、ご参加を受け付けております。ご本人のみの参加ですと、研究の意義が小さくなってしまうため、現在は積極的にはお願いしておりませんが、
ぜひ、という方は、ご連絡いただければと思います。

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Q3郵送方法は?
A郵便局のレターパックを使用致します。

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Q4謝礼はありますか?
A費用はかからないのですが、謝礼もございません。

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Q5唾液の採取の方法と量は?
A唾液採取は、唾液採取キットをご使用していただきます。唾液の量は、2mlになります。人によっては、副作用で口が渇いているなどのため、唾液が上手く採取できない方もいらっしゃると思います。その際は、送付資料の中に「唾液採取の仕方」がございますので、参考にしていただければと思います。できれば、唾液採取は、30分以内に終了して下さい。

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Q6検査結果を教えてもらえますか?
A個人的な結果につきましては、大変申し訳ございませんが、開示することは、出来かねます。
今回の研究成果によって、重要な知見が得られましたら、それが将来「検査」になっていくかも知れません。しかし、全体の研究結果については、論文出版と同時にニュースレターや研究室のWebサイトなどでお知らせします。
今回の研究においては、被験者の方には直接な利益はなく、将来、この病気にかかられている方々が、現在よりも良い治療を受けられるようになることを期待して、研究にご参加いただく、という形となっております。
当方の研究は、すぐに成果が得られるという研究ではございませんが、皆様のご協力があってこその研究だと思っております。ご協力頂いている方々の遺伝情報を解析していくことで、病気の解明への一歩となり、また、私たちはこの研究が、皆様のより良い未来へとつながると信じて、日々研究に取り組んでおります。

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Q7採取した唾液と書類は、いつまでに送ればいいですか?
A電話面接終了後、1週間以内に当方まで返送していただけると助かります。しかし、ご体調、ご都合等もおありかと思いますので、ご無理のない範囲で、お願いできればと思います。

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Q8個人情報の扱いはどのようになっていますか?
Aご提出して頂く唾液は、匿名化し、以後、研究室内では番号で取り扱います。また、お名前と番号の対照表等は、個人情報管理者が厳重に保管致します。
なお、研究を発表する際は、個人情報などは含まない形で発表いたします。その他、個人情報管理について、ご心配なことがあれば、お問合せ下さい。

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Q9電話面接は、いつやるのですか?
A電話面接の時間帯ですが、平日(月~木)の9時~16時30分の間で調整させて頂ければと思います。
しかし、どうしても平日のこの時間帯が難しいようでしたら、ご相談ください。もちろん、皆様同じ日程でなくても大丈夫でございます。

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Q10電話面接では、どのようなことを聞かれるのですか?
A電話面接の主な内容ですが、予め決められた質問項目に沿ってお聞きする、スクリーニング面接になります。
例えば、「この2週間以上、毎日のように、ほとんど1日中ずっと憂うつであったり沈んだ気持ちでいましたか?」等、基本は「はい」「いいえ」で答えられる質問になります。
*原則として、皆様、同じ質問になります(お答えの内容により質問が変わります)。電話面接の所要時間ですが、患者様ご本人は約40分、ご両親が、お一人20分位になるかと思います。電話面接中に疲れ等ございましたら、ご遠慮なく仰ってください。また、お仕事の都合等でも、面接を2回に分けることも可能でございます。臨機応変に対応致しますので、ご要望等ございましたら、お尋ねください。
なお、ご本人様におかれましては、症状等について時系列でお伺いしております。
(例:「最初に2週間以上気分が沈んだのは、何歳の時ですか?また、今まで何回ありましたか?」等)

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Q11双極性障害と診断されていたのですが、転医したところ、統合失調症と診断されました。研究に参加できないのでしょうか?
A研究用の診断分類に基づいてデータを分析いたしますので、そのような場合でもご参加いただくことが可能です。

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Q12ゲノム研究にメールで申し込んだのですが、返事のメールが届きません。
Aお送りいただいたメールのアドレスに、受信のフィルタリングがかかっているなどの理由で、メールが届いていない可能性があります。このような場合、当方がメールが届いていないことに気づいた場合でも、当方からは他にご連絡する方法がありません。返事のメールが届かない場合、他のアドレスないし他の連絡法をご教示下さいますようお願いします。

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Q13健常者は研究に参加出来ないのでしょうか?
A対照群としての研究参加者も随時募集しております。特に、順天堂大学においでになりやすい方には、ゲノム研究の他にも、MRI研究の被験者なども随時募集しておりますので、下記のメールまでどうぞお問い合わせください。

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その他、質問・お問い合わせ
bipolar@juntendo.ac.jp